【休眠担保権】
金融ビッグバン(1996年~2001年度にかけて行われた大規模な金融制度改革)を境に、金融機関も破綻する時代に突入しました。
今回のご依頼は、吸収合併されることなく倒産してしまった金融機関が債権者として登記されている担保権の抹消登記手続です。
相続登記を長年放っておいたようなケースでは、倒産した金融機関の清算手続その他の残務を引き継いだ機関を調査するところからスタートします。(これが結構大変なのです・・・)
今回の事案も、そのようなケースです。
さらに今回は、家庭裁判所の手続きもいくつか経なければならず、複雑さに一層の彩りを添えてくれています。
関係者の協力を得て、一つ一つ解決してゆこうと思います。