10/6 相続・遺言相談事例65

【相続・遺言相談事例65】
Q:父の遺言書には後から見つかった財産の記載がありませんでした。どうしたらいいか司法書士の先生教えて下さい。(和歌山)
和歌山の父が亡くなり、遺品整理をしていたところ遺言書が見つかったのですが、その遺言書についてお伺いしたいことがあって問い合わせました。私は和歌山在住の50代の男性です。結婚後は実家から車で10分の所に住んでいます。半月前に実家に住む父が亡くなったため、和歌山市内の斎場で葬式を行ってから遺品整理をしたところ遺言書が見つかりました。遺産分割するために遺言書に書かれていた財産を確認していたところ、遺言書にない財産が見つかり、誰に分割したらいいのか分からず困っています。その財産とは、和歌山市郊外の不動産で、空き地になっていました。さほど大きくはない土地でしたので、父は遺言書に書き忘れたのではないかと思います。この和歌山の不動産はどのように扱ったら良いか教えて下さい。(和歌山)

A:まず「その他の財産の扱い方法」というような記載が遺言書にないか確認します。
遺言書の作成時に、ご自身の所有する財産について把握しきれないという方は少なくありません。そのような方々は、“遺言書にない財産の扱いについて”と遺言書に記載される場合が多いようです。したがってご相談者様もまずは、お父様の遺言書の中に同じような記載がされていないかをご確認ください。文言は違っても似たような内容の記載があるようでしたら、その内容に従って相続します。そのような記載が見当たらない場合は、後から見つかった財産の分割方法を相続人全員で話し合い、まとまった内容を遺産分割協議書として作成しその内容に従い遺産分割を行います。なお、作成された遺産分割協議書は不動産の登記変更の際にも必要となりますので大切に保管しておきましょう。

遺産分割協議書作成にあたっての形式や書式には特に決まりはありません。書式や用紙についても規定はないため、分りやすく丁寧に作成するようにしましょう。なお、内容は手書きでもパソコンでも作成できます。完成後は相続人全員で署名、実印で押印をし、印鑑登録証明書を準備します。

和歌山近郊にお住まいの皆さま、遺言書の作成は相続において非常に大切な生前対策のひとつです。作成方法を間違えると、時間も労力も無駄となってしまいますので遺言書を作成する際には専門家の豊富な知識に頼ることをお勧めします。

和歌山相続遺言まちかど相談室は、相続手続きの専門家として、和歌山エリアの皆様をはじめ、和歌山周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。
和歌山相続遺言まちかど相談室では、ご依頼いただいた皆様の相続手続きについて、和歌山の地域事情に詳しい司法書士が親身になってサポートさせていただきます。まずは和歌山相続遺言まちかど相談室の初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。和歌山相続遺言まちかど相談室のスタッフ一同、和歌山の皆様、ならびに和歌山で
Q:父の遺言書には後から見つかった財産の記載がありませんでした。どうしたらいいか司法書士の先生教えて下さい。(和歌山)
和歌山の父が亡くなり、遺品整理をしていたところ遺言書が見つかったのですが、その遺言書についてお伺いしたいことがあって問い合わせました。私は和歌山在住の50代の男性です。結婚後は実家から車で10分の所に住んでいます。半月前に実家に住む父が亡くなったため、和歌山市内の斎場で葬式を行ってから遺品整理をしたところ遺言書が見つかりました。遺産分割するために遺言書に書かれていた財産を確認していたところ、遺言書にない財産が見つかり、誰に分割したらいいのか分からず困っています。その財産とは、和歌山市郊外の不動産で、空き地になっていました。さほど大きくはない土地でしたので、父は遺言書に書き忘れたのではないかと思います。この和歌山の不動産はどのように扱ったら良いか教えて下さい。(和歌山)

A:まず「その他の財産の扱い方法」というような記載が遺言書にないか確認します。
遺言書の作成時に、ご自身の所有する財産について把握しきれないという方は少なくありません。そのような方々は、“遺言書にない財産の扱いについて”と遺言書に記載される場合が多いようです。したがってご相談者様もまずは、お父様の遺言書の中に同じような記載がされていないかをご確認ください。文言は違っても似たような内容の記載があるようでしたら、その内容に従って相続します。そのような記載が見当たらない場合は、後から見つかった財産の分割方法を相続人全員で話し合い、まとまった内容を遺産分割協議書として作成しその内容に従い遺産分割を行います。なお、作成された遺産分割協議書は不動産の登記変更の際にも必要となりますので大切に保管しておきましょう。

遺産分割協議書作成にあたっての形式や書式には特に決まりはありません。書式や用紙についても規定はないため、分りやすく丁寧に作成するようにしましょう。なお、内容は手書きでもパソコンでも作成できます。完成後は相続人全員で署名、実印で押印をし、印鑑登録証明書を準備します。

和歌山近郊にお住まいの皆さま、遺言書の作成は相続において非常に大切な生前対策のひとつです。作成方法を間違えると、時間も労力も無駄となってしまいますので遺言書を作成する際には専門家の豊富な知識に頼ることをお勧めします。

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