『自分が何のために生まれてきたのか』
そんなことを改めて考えさせられる一日でした。
【三人のレンガ職人】という話を聞いたことがありますか?
完成までに百年かかる教会を三人のレンガ職人が作っていました。
旅人が、
一人目のレンガ職人に「あなたは何をしているのですか」と尋ねると、
「見りゃわかるだろ。レンガを積んでんだよ。しゃべってるとボスに怒られるからあっちに行け。』と不機嫌そうに答えました。
二人目のレンガ職人に同じように質問すると 、
「レンガを積んで壁を作っています。この仕事は大変ですが、賃金が良いから、妻と二人の子どものためにやっています」と答えました。
三人目のレンガ職人に同じ質問をすると 、
「教会を作っています。この教会は、町のシンボルとなり、多くの信者の心のよりどころとなるでしょう。みんなが喜んでいる姿が目に浮かびます。私はこの仕事に就けてたいへん幸福です」と答えたそうです。
1年後、
一人目の職人は、相変わらず愚痴をこぼしながらレンガを積んでいました。
二人目の職人は、もっと賃金のいい仕事があったと言って、賃金は良いけれども危険な教会の屋根の上の仕事に就いていました。
三人目の職人は、知識や技術を積み、人から信頼され、現場監督として、多くの職人を育て教える立場になっていました。
その後、この修道院には、彼の名前が付けられたそうです。
未来から与えられて今を生きる人生を送りたいですね
— 場所: ラマダホテル大阪